Ola Kae Tode Tai

すべてのエンジニアに、追い風を祈る。

はじめての Imp アプリケーション

この投稿は Electric Imp Advent Calendar 2015 の3日目の記事です。

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WebIDEを試す

前回まででimp001のWiFi設定と、デバイスの登録ができました。

ola.kironono.com

今回はWebIDEでコードを書いて、実際にimpにデプロイしてみます。

モデルを作る

https://ide.electricimp.com/ide を開くと、Unassigned Devicesのところに前回登録したimpのデバイスIDが表示された状態だと思います。

"Create New Model"のボタンを押して、モデル作成のモーダルを表示させます。

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"Name"には、適当な128文字以内の名前を入れます。

"Unassigned Devices:"には前回登録したデバイスIDがあるはずなので、それにチェックを入れて、"Create Model"のボタンを押します。

これで"FirstImp"というモデルが作成され、Unassigned Devicesのところにあったデバイスが、FirstImpというモデルの下に紐付いている表示になります。

画面は3分割されていて、左側がエージェント用のエディタ、右側がデバイス用のエディタ、下がデバイスのログ画面になります。

初めてのコードを書いてみる

初めてのプログラムとして、デバイスからサーバー側に1行、ログ出力を行うだけのコードを書いて試してみたいと思います。

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サイドバーのデバイス名の部分をクリックしてから、デバイスコードのパネルに次のコードを入力してみます。

server.log("こんにちは!こんにちは!!")

とりあえず、これだけです。なんとなく想像がつくと思いますが、これを実行すると、画面下のログパネルに "こんにちは!こんにちは!!" と出るはずです。

では、コードをビルドして、実際にデバイスに転送してみます。impの電源をいれた状態で "Build and Run" ボタンを押します。

すると、ビルド、サーバに保存、さらに自動的にコードがデバイスにダウンロードされ、実行されます。

2015-12-02 22:31:34 UTC+9    [Status]    Agent restarted: reload.
2015-12-02 22:31:34 UTC+9   [Status]    Downloading new code; 0.51% program storage used
2015-12-02 22:31:34 UTC+9   [Device]    こんにちは!こんにちは!!

うまくいくと上のような出力がログパネルに出ていると思います。

たったこれだけの操作でコードを書いて実行まで試すことができました。簡単ですね!

次回はマイコン工作のHello World、Lチカ(LEDチカチカ)をやりたいと思います。